ブラジル・サンパウロにあるアパートメントの増築リノベーション。直角三角形という難しい敷地にフィットした、モダンな邸宅が完成しました。
手がけたのはブラジルの建築デザイン事務所、GOAA 。道路側にある外壁の側面には、地元アーティストによる大きな壁画が施されました。
ウッドとコンクリートづくりが美しい、ユニークな狭いスペースのリノベーション。一体、どのような結果となったのでしょうか ?
リノベーションが施行された土地の航空写真。住宅と路地に挟まれた直角三角形の土地となっています。
増築は以下のように行われました。三角形の突き出した鋭角にそって増築スペースを確保。二棟のの建物は階段によってつながれ、玄関部分は分かれたデザインとなっています。
増築のため削られたガーデンスペースを確保するため、離れのルーフトップは日の当たるバルコニーへと変身。見晴らしも良くなりました。
ルーフトップのある離れは広々としたリビング、キッチン、ダイニングスペースが設けられています。
コーナーに大きな窓があることで、外からの光がたくさん入る明るい空間に。
リビング側の小さな窓からは、向かいの建物の階段部分が見えるのみで、プライベートも確保されています。
開放的な屋上のウッドデッキスペース。隣の建物の屋根と、ほぼ同じ高さに位置します。日光浴するのに最適な場所です。
コンクリートで地面よりも底上げされた敷地なので、周りに遮るものがありません。
奥の母屋へは、階段を上った入り口か、通路を入ったドアから出入りできます。
限られた土地だからこそ増やせるスペース。直角三角形の斜辺と隣辺の長さを利用した、長方形型の増築がキーとなっています。
参照元 ; CCF / GOAA – Archdaily
直角三角形の土地を最大限に活かした、狭小・増築リノベーションはVIP WORKSで公開された投稿です。